家庭用ミシンによるかがり縫い
ロックミシンは持っていない
私、ロックミシンは持っていないわけで、そうすると家庭用ミシンの場合「ジグザグミシンで処理」になります。
そのジグザグミシンの模様も色々あって、お安い機種だとジグザグ山の幅別に3種類ほど、まあまあなコンピューターミシンだと幅を調整できたりします。
まあまあな機種というと3万円くらいからなのかな?モノによっては「裁ち目かがり」というコマンドが出現するので、押さえも普通押さえではなく、裁ち目かがり用の押さえにかえて処理すると良いそうです。
詳しくはこちらのブログをご覧いただけると。
布が一枚だと
私の機種はジャノメのNP2000。価格はコロナでミシンの需要が上がり、品薄の時で約50,000円でした。
まあまあな機種なので、裁ち目かがりコマンドと裁ち目かがり押さえもついていました。
なので、そのように処理していたのですが、
布が一枚だと、くるくると端が丸まってしまう
んですよ!
布端が丸まってしまうと縫い代の幅がかわってきてしまいますよね?
(縫い代が重なっている場合は、地縫い用の針#11、糸#60でいけました)
いくつか検索した結果、ジグザグ縫いでは仕様上仕方がないらしく、対処方法としては、縫い代を多めに取り、余分は切り落とす、のですが、正直いちいちやってらんないなーと。
そういうわけで、最近はこのように設定しています。
一番ノーマルなジグザグ縫い(この機種だと06)を選択。
(本来は直線縫いが加わった「08」や「10」がいいのかもですが)
裁ち目かがり押さえ使用、振り幅5mm、長さ1.5mm。
振り幅の初期設定は3mmでしたが、それだと押さえの金具に針が当たってしまうので、変更しました。
長さは初期設定。好みで2mmから3mmでもいいと思います。
※注意※
ノーマルジグザグ縫いは通常「基本押さえ」を指定されています。
縫い模様10も「裁ち目かがり押さえ」指定ではありません。
当時試行錯誤したことを記事にしていますので、誤ったやり方である場合があります。
ご注意下さい。(2023/04/07追記)
縫うときは押さえの板に布端を沿わせるようにしますが、縫い代が外れないようにぐいぐい生地を押しつけるとまた丸まってしまうので、本当に軽く沿わせるように流しています。
糸調子はオート。
そして、針は細めの#9、糸はロックミシン用の#90にしました。
出来上がりはこんなかんじー。
多少は丸まってしまいますが、針#11、糸#60よりは個人的にマシかなと。
生地はふくれ織りでシーチングからオックスほどの厚みがあります。
リバティプリントなど薄手のローン生地だとまた違うかもしれません。
(織物用接着芯が貼ってある場合は問題なかったです)
ロック用糸はヨドバシカメラでこちらを購入。
色は限定ですが、小巻を取り扱っていました。